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政府が会社をだめにする。「Amazonと戦う勇気が無いのなら本屋をやめればいいのに」

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今日のブログで日本中の本屋さんを敵に回したんじゃないかと思ってビビっています。楠です。

ことの発端は、去年の夏頃、フランスで反Amazon法なるものが施行されたというニュースが僕の目に飛び込んできたんです。

広島で112番目にAmazonヘビーユーザーを自負してる僕としては、「なんだ!このニュースはっ!」ってなったわけです。

この、通称反Amazon法、どういう法律かというと

[街の本屋さんの文化を守るために、本の無料配送を法律で禁止する]っていうものです。

フランスでは3500もの個人書店があるらしく、Amazonの躍進の影響で多くが経営危機になっているらしく、噂によると国会議員へのロビー活動の末、書店の文化を守るという大義のもと、この法案が可決されたみたいなんです。

あの〜

そもそも、フランス国民がAmazonのサービスの恩恵を受けて、Amazonを支持したからこそ、フランスでAmazonが躍進できたんじゃないでしょうか?

この理屈だと、街のモータース屋さんの横に世界のトヨタのディーラーが出来て、世界一性能が良い車を売るから、売る上げが落ちて、政府に助けてよっていうのと同じじゃないですか?

自由競争の世の中で、トップ企業のサービスが素晴らしすぎて、シャアが伸びまくったからといって、法律で無理やりなんとかしようってのが、僕としてはどうも理解できないわけです。

そもそもAmazonはこの法律に反発して、送料を1ユーロセント(約1.4円)に設定したらしいです(笑)

街の本屋さんも、Amazonに負けないサービスをやっていけば良いと思うのは、キレイごとなんですかね?

僕が言いたいのは、「Amazonみたいに、価格やスピードで真っ向勝負してよ!」っていうことではなくて、街の本屋さんには、街の本屋さんにしかできない、Amazonには到底できないやり方が、必ずあると思うのです。

それを考えずに、「Amazonは巨大すぎる!」とか、「あんな大資本にかないっこない!」って決めつけて、思考を停止するのってどうなんでしょ?

どれだけAmazonがシェアを伸ばしてきたとしても、世界のどこかには、どうしようもなく魅力的で愛されている本屋はあるわけで、政治家にAmazonから守ってよって言う前に、そんな本屋を目指してほしいと思うんですよ。

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↑独自性を打ち出せば、まだまだ商機はあるはずだ!pic by brewbooks

Amazonの創業者ジェフ ベゾスはこう言っています。

「Amazonを地球上で最も顧客中心の会社にしたい

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pic by Steve Jurvetson

Amazonがここまで、浸透してきているのは単なる薄利多売主義ではなく、ベゾスの言う「Amazonを地球上でもっとも顧客中心の会社にしたい」という信念がより多くのひとに受け入れられているからではないでしょうか?

とは言え、僕はAmazonだけが残って、街の本屋さんが無くなっても良いなんてさらさら思っていません。

その本屋さんのオススメ本を読んでみたり、実際に並んでいる本を手にとって、まえがきを読んでみたり。

血の通っていないコンピュータがおすすめ商品を出してくるAmazonでは、絶対に出会えない本が、街の本屋さんにはある事を僕は知っているからです。

実際にAmazonより街の本屋で買った本のほうが、心に残っている本の割合が多いような気がします。

そんななか、北海道になにやらとてもユニークなサービスで売上を伸ばしている本屋さんがあるらしいのです。

テレビなどでも結構やっているので知ってる方も多いかもしれませんが、

18000人ほどの小さな田舎町にある、いわた書店さんには全国からオーダーが殺到しているというのです。

そのユニークなサービスとは、1万円選書という1万円分のおすすめの本を送るサービス! で最近読んだ本とその感想を送れば、おすすめの本を1万円分選んで送ってもらえるっていうサービスなんです。

詳しくはこちらの北海道書店ナビさんの記事をどうぞ

こんなの絶対Amazonにはできないですよね(笑)

こんなユニークな書店が、どんどん増えていったほうが、よほど書店業界は活性化すると思うし、それこそ良い文化も根付いていくんじゃないですかね〜。

日本の書店業界の今後に注目です!

PS.  思っていても言えない事が多い世の中だからこそ、思ったことをストレートに書いてみました。

eyecatch pic by Mike Mozart

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