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部下は、どれだけ自分の意見を主張すべきか?

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どーも。「意外と真面目に物事考えてるんだね」という褒め言葉には、なぜか真面目に応答出来ない男、サンティです。

ハンフリー株式会社が設立されてから、半年が経ちました。ということは、僕が社会人になってからも半年が経ったことを意味しています。ハンフリーと僕は、一方は法人もう一方は外人と、姿形は異なれど、同じ道を歩みながら共に成長してきたわけです。まー、わかりやすく例えれば、二卵性双生児みたいなもんですかね。

そんなこんなで、社会人として首もすわってきた僕ですが、最近ある疑問に頭を悩ませています。題名にもある通り、次のような疑問です。

部下は、どれだけ自分の意見を主張すべきか?

当然、僕は別に数百万年におよぶ人類の歴史の中で、自分がこの問題を初めて発見したとは考えていません。間違いなく職場における永遠のテーマの1つです。

最近はGoogleのような主体性を重んじる企業が評価される傾向にあるので、世間的には部下でも意見を主張するべきだというのが、一応の「正解」でしょう。でも結局のところ、この疑問にどう応えるかは、個人の性格によるところが大きいと思います。大雑把に言えば、自分の意見を言わないとダメな人か、それとも自分の意見を前面に出したがらない人なのかによって、確実に本音の答えは変わってきます。

僕の独断と偏見の立場から、この2つの性格の視点を説明します。

自分の意見を言わないとダメな人

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これは、自分の意見を言わないと気が済まないタイプの人間です。自分に何か言いたいことがあるのに、それを黙っているなんて考えられない。こういう性格が極端に強い人であれば、主体性を重んじる職場であれ、超激コワ上司がいるトップ・ダウン型の企業であれ、自分の意見は主張するでしょう。

まー、ドラゴンボールで例えれば、鳥山明のような存在ですね。

自分の意見を前面に出したがらない人

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これは、自分の意見を言わないことに安心感を感じるタイプの人間です。自分の意見を言って、相手の不確かな反応にさらされるぐらいなら、相手の意見に同調することを好みます。極力波風は立てたくない人たちですね。こういう性格の極端に強い人であれば、たとえ主体性を重んじる職場であっても、自分の意見は常に心の中にキープするでしょう。

まー、アナと雪の女王で例えれば、May J. のような存在ですね。




ここで断っておきますが、決して世の中にはこの2タイプの人間しかいないという、2元論的な主張をしたいわけではないです。実際には、両極端を結ぶ線のようなものがあって、そのどこかの地点にそれぞれの人は立っていると思います。また、仕事、家族、友人等、関係が変われば同じ人でも線上のどの地点にいるかが変わるでしょう。

しかし、誰にでも2つの内のどちらかの傾向が、もう一方よりも強くあるはずです。例えば、僕の場合は後者の傾向が強いです。どちらかというと、頼まれない限りは自分の意見を出さずに、相手の意見に同調することの方が楽に感じます。相手の評価にさらされるというリスクを負わなくて済みますからね。その安心感を求めているわけです。

だからと言って、自分はこういう性格だという理由で意見を主張しなければ、すべて上手くいくほど世の中は甘くないです。結局は、自分の意見をどうしても主張しなければならい時はあるし、意見を言わなかったツケが後々自分に回ってくることもあります。意見を言うにしても、言わないにしても、どちらにしろ何らかの結果が自分には帰ってくるわけです。良くも悪くもです。

あーでもない、こーでもないとかなりの回り道をしてきましたが、結果はじめの疑問に一周して戻ってきました。

部下は、どれだけ自分の意見を主張すべきか?

簡単に答えが出る問題ではなさそうです。クイズミリオネアの1000万円レベルですね、これは。ただ、ここでブログを終わらせれば、皆さんの時間を奪っただけの最低人間になってしまうので、部下として意見を述べることのメリット・デメリットを比較することで、自分なりの答えを出したいと思います。

今から紹介するメリットとデメリットは、僕が意見を言うか言わないかの瀬戸際に立った時に、瞬時に頭をよぎるものです。両肩にのった天使と悪魔のささやきみたいなものだと思ってください。

意見を主張するメリット
  • 意思決定のプロセスに関われる

例えば何かのプロジェクト・チームに入っているとしましょう。もし、何も意見を述べなければ、僕はただ他人が決定したことを実行に移すだけの駒になってしまいます。逆に意見を述べることは、例えそれが些細なものであれ、プロジェクト実行における意思決定プロセスに加わっていることになります。

自分が単なる駒ではなく、プロジェクトの推進に直接関わっているんだと言う意識は、そのプロジェクトを「自分事」として捉えることにつながります。それは、直接的にパフォーマンスにもモチベーションにも影響するでしょう。

  • 他人に自分の意思が伝わる

普段から自分の意見を主張するということは、自分がどういう人間で、どのような考えを持っているのかを表現することでもあります。自分の意見の基盤には、自分のイズムや価値観があるからです。だから、意見を述べることは、自分が何に興味を持っていて、どのように働きたいのかに関する主張でもあります。

他人に自分の意思が伝われば、職場で自分の位置を獲得する手助けにもなるでしょう。

  • 上司の意見の「なぜ?」がわかる

これは、上司とは違う意見を主張する場合に考えられるメリットです。上司が理由もなく何でも押し付けてくるタイプの人間でなければ、自分の意見を主張することは、上司の思考を理解する手助けとなります。なぜなら、上司がこちらの意見に賛成できないか、又は間違っていると考える場合、なぜそう思うのかを説明するだろうからです。

上司の意見の「なぜ?」がわかれば、その意見をより深く理解することができます。そこから、共通の解決策を見出せる可能性も高まります。

意見を主張するデメリット
  • 対立を引き起こす可能性

むやみに意見を主張してしまうと、対立を引き起こしてしまう可能性があります。部下として、自分が職場の中に置かれた力関係を考えれば、これは決して望ましい状況ではありません。

  • 自分勝手な人間だと思われる可能性

これは意見を言うこと自体というよりは、どう言うかの問題です。どんな時にも、自分はこう思うんだ! という主張ばかりをして他人の意見を聞こうとしなければ、自分勝手な人間だと思われてしまいます。

特に部下としての立場から考えれば、上司との圧倒的な経験値の違いからくる意見の対立というものも考えられます。そういうことも考えずに、ひたすら自分の意見をごり押してしまえば、明らかに周りからの評価は落ちるでしょう。

結論:自分はどのような立場をとるか

これらのメリットとデメリットを踏まえた上で、僕は正解を、ハンフリーのメンバーでもあるミスター宮敬幸から、ある日聞いた名言に求めたいと思います。

しばらく前の話ですが、僕はお酒の席で、今日のブログのテーマである疑問をハンフリーのメンバーに聞いたことがあります。自分が何かの事柄に関して反対意見を持っている時は、どの程度意見を主張するべきなのかという疑問を。その時に宮さんから帰ってきた答がこれです。

「何も意見を言わないってことは、その事柄に関してまったく責任を取らないことと同じだよ」

お酒が入っていたので詳しい文言は覚えていませんが、このような趣旨の答えでした。これ、名言だと思いませんか? 少なくとも僕の心には響いたのか、今でも鮮明に覚えています。

結局何が言いたいかというと、私は意見を主張するべきかどうかという問題を、どれだけ責任を取るべきか、あるいは取りたいかということと同列にして考えたいということです。この場合、意見を求められる事柄に対する自分の責任の度合いが、意見をすべきか、すべきでないかを測る尺度になります。

例えば、自分の責任の度合いが高いプロジェクト、あるいは積極的に責任を負いたいプロジェクトに関しては、より多く自分の意見を主張するべきです。逆に、自分の責任の度合いが低い、もっと言えば責任を負うべきでない事柄に関しては、自己主張の頻度を少なくしていくべきです。

このように考えれば、部下として意見を主張するべきタイミングをバランスよく見極めることができるのではないでしょうか? 少なくとも、僕はこのような基準で自分の意見を主張する人間になりたいですね。

まー、宇宙戦艦ヤマトで例えれば、アムロ・レイとダース・ベーダーを足して2で割ったような存在ですね。

世の部下の皆さんは、どう思いますか?

P.S. 全体にわたって意味不明な例えを使ってきましたが、裏はありません。深読みせずに、単純に意味のわからない例えとして読んであげてください。

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