自分の嫌いなところが、実は自分の最大の強みだったりする。

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どーも。サンティでもあります。

「自分のこういうところ嫌いだな〜」

「こんな才能が欲しかったな〜」

「こういう性格を持っている自分って、まさに玉に傷だよな〜。ってか、取り柄も何もない自分には「玉」なんて言葉さえもったいない。もはや豚に傷だ! そうよ、カルビよ、俺みたいなもんは。」

なんて感じでいつも自分の嫌なところばかりに目がいってしまう、僕みたいな人間に朗報です。最近気づきました。自分の嫌いなところ、言い換えれば自分の弱みだと思っているところが、実は強みだったりする可能性が大です。

説明しましょう…

ストレングスファインダー

コトの発端は、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」という本を買ったことから始まりました。この本、一言でまとめてしまえば、「自分の弱みを克服することよりも(弱みには折り合いをつけて)、強みをさらに洗練させることに集中しろ」という内容です。

ちなみにどこで知ったかというと、プロブロガーのイケダハヤトさんが記事で何度か紹介されているのを読んだことがキッカケです。僕の何億倍もわかりやすく紹介されているので、興味があることはそっちも読んでみてください。

年始です。自分の「強み」と「弱み」を診断して、行動をデザインしよう。

話を本に戻します。ただ「強みを伸ばせ」と言っているだけだったら啓発本で終わってしまうんですが、この本にはストレングスファインダーという、かなり正確だと名を馳せている能力診断テストがついてるんですよ。正確に言うと、そのテストをオンラインで受けるためのIDがついてきます。

どういうテストかというと、百数十問のアンケートを通して、被験者の最も強い5つの資質(才能)を発掘するものです。ちなみに、このテストは新品で本を買わないと受けれません。テストを受けるためのIDが1度しか使えない仕様になっています。うまいですね…

とにかく、そこまで正確ならということで、僕も受けてみたわけです。
実際の結果を簡単に紹介しましょう…

5つの資質

screenshot

ストレングスファインダーを受けると、34の資質の中から上の画像のように5つの資質(才能)が結果として言い表されます。僕の場合は、「内省」、「公平性」、「調和性」、「収集心」、「回復志向」です。

「内省」

文字どおり考えることが好きだという資質です。もちろんこれは行動パターンなので、具体的に何を考えるかということまでは教えてくれませんが、自分でも確かにその通りだと思います。自問自答とかよくしますね。説明文に、「ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です」というところがあるんですが、思わず笑ってしまいました。言われてみればそうだなと(笑)

「公平性」

バランスを大事にし、人を平等に扱う必要性を強く信じているという資質です。これも同感。青臭い理想を抱いてしまうところとか、まさにこれが影響してしまってるんですね~。

「調和性」

争いを最小限にとどめ、同意点を探そうとする資質です。確かに、昔から僕は争いが苦手で、争いはできるだけ避けるようにしてきました。意識的に避けているというよりは、もはやオートマティックにやっているレベルです。自分が人に正面から反対意見を言わないのも、こういう行動パターンを持っているからでしょう。

「収集心」

知識なりものなり、いろいろなものを集めるのが好きだという資質です。その説明で面白かったのが、それがたとえ意味のないものでも、興味を持ったものは収集しないと気が済まないというところです。確かに自分はこういうところが昔からあります。大学の時も、他学部の授業をやたらと受けに行ってたし、今も大学院に通いながら、研究には直接関係ない本を読んだり、仕事関係の情報を収集したりと、いろいろなものに興味を持って調べてしまいます。

「回復志向」

問題を解決することが好きだという資質です。これは一瞬、そうかな? とも思ったんですが、説明書きに「あなたは現実的な問題を好むかもしれないし、抽象的な問題、あるいは個人的な問題を好むかもしれません」というところがあって納得しました。上の調和性との関連で、争いごととか他人との対立がありそうな問題は好みませんが、学問的な問題をはじめとして、頭で考えて解決しなきゃいけない問題は好きですね!

ところで「資質」・「才能」とは?

最後に一つ付け加えると、これらの資質は、本の中でも述べられているように、ある状況の中に置かれた時にどのような行動パターンを取るかということを示すものです。つまり、私たち一人一人が日々の生活で半ば無意識のうちにとっている行動を表しています。

例えば僕の場合は、チームの中で対立が生じた時に、その対立にさらに油をかけるよりも、それを収束させるような行動を取るでしょう。また何かのプロジェクトを前にした時、まず行動に移るよりは、それについてじっくり考えるタイプでしょう。

こんな感じで、これらの資質は各自に自然と備わった行動パターンを教えてくれるという訳です。そしてこれらの「資質」を自覚し、意識的に伸ばすことで「才能」に変わります。

これらの強みは、一昔前の自分に言わせれば弱みでしかなかった。

ここからが、今日一番したかった話です!

僕のトップ3にあがった資質をもう一度見てみてください。「内省」、「公平性」、「調和性」という3つを見て、皆さんはどんなことを連想しますか?

結論からいうと、なんかパンチが足りない気がしません!?

内省っていうと、考えてばっかで結局何もやらない人とも取れるし、公平性と調和性も一見響きはいいけど、要は対立とかが苦手ってことでしょ。

実はこの3つ、僕が今まで自分の弱みだと思っていたところに、そっくりそのまま変換できます。考えてばっかりで、いろいろと概念的な話はするけど、行動がともなわない。分かりやすく言えば「口だけ」の人。そして、人と対立することが苦手で、自分の意見を簡単に投げ出してしまう。言い換えれば「芯のない」人。

だから、ストレングスファインダーでこの3つの資質が、文字どおり「資質」としてトップに上がってきたことは、ちょっと奇妙なわけです。「え、それって俺の弱みじゃないの?」と一瞬言いたくなります。でも、まあ薄々とは気付きつつあったことなので、ビックリしたと言えば嘘になりますが。

どういうことかというと、今まで自分がまったく間違った方向を目指していたんだと考えているんです。僕は今まで、自分にはない才能を欲してきました。外向的で誰とでも仲良くなれる人柄、自分が一度こうだと思ったことをやり通す精神力。その他あげればキリがないですが、とにかく自分の弱みを克服したくて仕方がなかったわけです。

でもこれって、まずただの無い物ねだりです。しかも、よく考えれると矛盾してるんですよ。例えば、ストレングスファインダーの結果にも出てきたように、僕は確かに考えることが好きなタイプで、一人でいる時間も心地いいです。いつも人に囲まれていたいタイプではありません。どっちかというと、いつも人と話していたいという訳ではないのに、社交的になりたいというのは根本的に矛盾してます。

この考えは、この本を読んでからはさらに強まりました。

例えばこの本には、「弱みを改善しようとする取り組みは、ダメージコントロールにしかならない」と書かれています。どんなに弱みを克服しようとしても、それはただ改善されるだけで、強みに変わるわけではない。なので、僕がどんなに行動力をつけようと頑張ったとしても、結局もともと行動力がある人には敵わないわけです。

なぜそのようなことが言えるのか? それも、この本における資質の定義を見ればわかることです。すでに書いた通り資質とは、「自分が無意識のうちにとっている行動や選択のパターン」のことです。わかりやすく言えば、素の状態の自分がとるであろう行動や選択、それらが蓄積された結果が資質であり、そして才能になるということです。

だから、単純化を恐れずに言うと、資質というのは自分が今まで無意識のうちにとってきた、日々の行動と選択の結果なんですよ。弱みはその逆です。

なので、弱みを克服するということには、根本的なところに矛盾があります。僕の場合でいうと、日々の大半の行動と選択を通して社交的な資質を持たない自分を作っているのに、社交的になるために頑張るというのはおかしいですし、かなり非効率的なわけです。

弱みとは折り合いをつけて、強みのことだけを考えよう!

ということで、僕がこの本を読むことで得た気づきについて書いてきました。もう一度まとめると、僕は今まで自分の行動と選択の結果である強みを無視し、そこからくる弱みばかりを改善しようと頑張っていました。でもこれは矛盾しているだけでなく、とても非効率的なことです。

だから僕は、これから考え方を180度変えることに決めました。これからは、自分の強みを伸ばすことに集中します。強みが本当に「日々の行動と選択の蓄積」であるのなら、それはある意味自分の存在のエッセンスみたいなもんです。だから、それに集中することは、ある意味当然のことですよね。そうなると、同時に、弱みを受け入れることも自然のことに思えてきます。

ま、そろそろ強みとか弱みとか、同じことばっかり言うことに飽きたのでやめます。皆さんも、もし克服したい弱みがあるなら、本当にそれが意味のあることなのか? それとも、アホらしくてやめたほうがいいことなのか、一度考えてみてはいかがっすか?

スペイン国籍、日本生まれ日本育ちの何人かよくわからない人。現在、大学院に通いながらベンチャーで働く。というと響きはカッコイイが、実はそんなに大した事ないという噂も流れている。趣味はサッカー、洋楽、読書。特技は言語と禁煙。Facebookでは基本的に一度会った事ある人しか承認しませんが悪しからず。Twitterでのフォローは大歓迎です!